広報よしわら 昭和41年12月に富士市と鷹岡町と合併した吉原市広報紙の全記録

昭和40年 7月15日発行 内容

台風に備えて

まず規模(大きさ・速さ)を知る
情報のがさずキャッチ

ことしも台風の発生は、すでに13号をかぞえています。さいわい大きな被害はでていませんが、だからといって油断は禁物です。人命をおびやかし、家をこわし、作物を荒らす台風を「天災だから…」とあきらめず、どうしたら被害を少なくできるか、対策をたてておくことが大切ではないでしょうか

 台風は、南洋や南支那海の海で発生する熱帯低気圧で、最大風速が17メートル以上のものです。
 発達した台風のエネルギーは、水爆数百個分に相当するといわれています。
 気象庁では台風が日本に近ずく危険がでてくると”台風情報“を発表します。この台風情報の内容は(1)発生の日と場所、それまでの経過(2)現在の位置(3)台風の大きさ(4)進む方向と速さ(5)今後の予想進路などです。
 このなかで特に注意したいのは大きさと速さです。予想進路も大切ですが、はじめの情報ではまだはっきりしませんから、大きさと速さを知り、日本にきたばあいは、どうしたらよいかという知識をもつことのほうが重要です。
 大きさというのは、毎秒25メートル以上の風が吹いている暴風圏のひろさと中心気圧の数字でみます。大型台風といわれるものは、中心気圧が900ミリバール以下で、暴風圏の半径が500キロメートル以上のものです。中型台風は中心気圧が920から950ミリバールで、暴風圏の半径が300キロメートル以上のものです。小型台風は中心気圧が950から980ミリバールで、暴風の半径が200キロメートル以上のもの。豆台風は中心気圧が980ミリバール以上で、暴風圏の半径が100キロメートル以上のものです。ミリバールになじめないひと  台風の被害を最小限にくい止めるためには、もちろん国や県の大規模な対策が必要なことはいうもでもありませんが、私たちも常日頃台風の知識、心がまえをもたなければなりません。
 太平洋高気圧から吹き出している気流にのって旅を続ける台風は、北緯25度から30度の地点で急にスピードを落とします。この地点で進路をかえると、こんどはどんどんスピードをあげ、おそいものでも時速40キロくらい、速いものでは100キロメートルをこえます。そして本土に近づくと台風はその本領を発揮し、前線が停滞しているところによっては短時間に100ミリ以上、ときには600ミリ以上の豪雨を降らせることがあります。
 台風が発生したら、とくに気象情報に気をつけ、接近するおそれのあるときは次のような心の準備をしておいてください。
(1)窓、屋根、塀などを補強する
(2)懐中電灯、ローソク、トランジスターなどを常備しておく
(3)貴重品や重要な書類はひとまとめにして身につける
(4)同僚、隣人との連絡方法をきめておく
(5)避難の方法、場所を考えておく
(6)老人や幼児の避難処置を頭に入れておく
(7)日用品や簡易食をまとめておく

‐ 図表あり ‐
( 図表説明)・・・台風の大きさ

区画整理 青島・津田 40%完了

 市街地の南への進出にそなえ、昭和37年に着手した青島・津田土地区画整理事業は、すでに全体の40%の工事を施工しました。  総面積0.49平方キロメートルの約50%を農耕地で占めるこの地区は、さいきん急速に宅地化が進められています。しかし宅地化を無計画でおこなうといろいろな弊害がでてきます。土地区画整理事業は、こうした弊害をふせぐためにおこなわれるのです。
 事業内容をみてみると、街路網の造成は5本の幹線街路延長8,880メートルを中心に、6メートル以上の区画街路約40街路、延長9,307メートルを造成します。
 公園は5ヶ所に新設します。そのほか、排水施設として道路側溝を完備します。
 農耕地に支障のないように、農業用水路の改良整備をおこないます。
‐ 写真あり ‐
(写真説明)・・・区画整理の中心となる巾員30メートルの臨港富士線(市立体育館南側で)

大昭和チーム 壮行の夕べ市中パレード開催のお知らせ

 第36回全国都市対抗野球大会に山静第一代表として、わが大昭和製紙チームが市民の期待と与望をにない、勇躍出場することになりました。
 つきましては、つぎにより壮行の夕べ・市中パレードを行ないますので、多数ご参加のうえご声援くだるようお願いいたします。
○壮行の夕べ
とき 7月20日 18時(開場17時30分)
ところ 市民会館大ホール
○プログラム
第一部 記録映画「栄光をめざして 大昭和野球部1964」
第二部 選手壮行会
○市中パレード(雨天は中止)
とき 7月21日 9時
ところ 静岡銀行吉原支店前から本町通りを日産自動車吉原工場前まで
昭和40年7月15日 吉原市長 斉藤滋与史

吉原市美術展 8月14日搬入

 第6回吉原市美術展は次のようにおこなわれることになりました。
○会期は 昭和40年9月17日から21日まで
○会場は 市民会館第一、二集会室
○応募資格は 市内に住所または勤め先があり15歳以上のひと
○種別は 日本画、油絵、水彩、彫刻、版画、工芸、陶芸、染色、商業デザイン
○出品制限は ひとり3点以内
○出品票は 市教育委員会、市長公室、各支所にあります
○搬入は 昭和40年8月14日、8時から20時まで。市立体育館で

“無線広報”のお知らせは毎日午前7時45分と午後4時45分。

市民の動き(6月30日現在)

男 4万5,436
女 4万4,715
計 9万151
世帯数 2万218