広報よしわら 昭和41年12月に富士市と鷹岡町と合併した吉原市広報紙の全記録

昭和40年 3月1日発行 内容

春の火災予防運動
タバコ災害の防止など3つの目標市民に徹底

 春の火災予防運動が、2月28日から2週間全国いっせいに、展開されています。
 吉原市内で、昨年1年間に発生した火災件数は58件で、損害額はじつに6,274万円余となっています
 尊い財産を、一瞬にして灰にする主な火災原因をみてみますと、たばこの不始末が11件で、全体の19%とあいかわらずトップを占めています。つぎがかまど、風呂の不始末6件、内燃機関によるもの6件、煙突のひのこ5件の順となっています。また地区別では原田地区が8件でもっとも多く、元吉原7件、今泉6件、吉原4件とつづいています。
 そこで吉原市の消防署、消防団ではこの運動を機会に次の目標をたて、市民みなさんの協力を呼びかけています。
◇たばこによる火災の絶滅
たばこによる火災は、例年出火原因の上位をしめています。そこで(1)指定場所以外での喫煙禁止(2)寝たばこの禁止(3)歩行中の禁煙などを徹底させる
◇早期通報
出火通報と損害額はつねに反比例します。1分の遅れが100万円の損害を増加させることもあります。火災を発見したひと、火災現場にいたひとはすぐに119番(消防署)へ電話をしてください。
◇大火の防止
 消火栓や防火水槽の近くに、車が駐車していたため、消火が遅れてしまった、ということもあります。災害はいつどこで起きるかわかりません。一人の不注意がボヤを大火にしてしまいます。
 3月から5月にかけて空気が乾燥し、季節風が強くなるなど、気象上の悪条件が重なり、大きな火災が起こりがちです。
 一人の不注意が、大事な財産を灰にしたり、他人に迷惑をかけます。
 おたがいにエチケットを守りたいものです。

‐ 写真あり ‐
(写真説明)・・・こうなっては…火を使ったら必ず確認を

“申告をお忘れなく”
所得税は3月15日 事業・住民税は3月20日

 3月は所得税 (期限は3月15日)、事業税、住民税(期限は3月20日)の申告期です。
 例年みなさんから大変便利と好評を得ている、国税と地方税の共同納税相談「税の申告相談受付所」をことしも税務署、富士県税事務所の協力で、2月26日から富士県税事務所で行っています。
 申告しないと扶養控除や保険控除などが受けられなくなり、高い税金になってしまいます。期限までに必ず申告するようにしましょう。相談と受け付けは次により行います。

■相談受付は
とき 所得税は2月26日から3月15日まで
   住民税や事業税は3月20日まで
   時間は午前9時から午後4時
ところ 富士県税事務所
■相談に必要なものは
(1)扶養家族や専従者の氏名生年月日、続柄を書いたメモ(2)生命保険、国民年金、国民健康保険の控除を受けるひとは証明書または領収書が必要です(3)印鑑と申告書
■申告をするひとは
(1)所得税、住民税、事業税の申告書のとどいているひと(2)昭和39年中の所得が基礎控除(所得税は11万7,500円、事業税は22万円、住民税は9万円)と扶養控除(所得税は(イ)配偶者108人、800円(ロ)15歳以上5万円(ハ)14歳と13歳4万6,300円(ニ)13歳未満3万8,800円、事業税はなし住民税は一人目7万円、2人目からは3万円)の合計額より多かったひと。但し給与所得で給与以外の所得がないひとは除かれます。
■確定申告をする必要のないひとでも、次のようなひとは申告をすると、納め過ぎになっている税金をもどしてくれます。
(1)昨年中の所得が少ないため、配当や原稿料などから源泉徴収された税額が多すぎたひと
(2)給与所得者で、雑損控除や医療費控除を受けられるひと
(3)昨年の中途で退職し、その後就職しなかったため年末調整を受けなかったひと
(4)予定納税をしたひとで災害などによって所得金額が少なくなり、申告の義務がなくなったひと

金子翁の銅像建立 近く設立総会開き協議

 吉原市名誉市民、前市長故金子彦太郎翁顕彰会の設立準備会が、さる2月20日市民会館でひらかれました。
 この準備は、当市局、市議会、公職者、各種団体代表など19名で構成され、金子翁の生前の功績をたたえ、その業績を永く後世に伝えようと、「金子彦太郎翁顕彰会」を設立することを協議しました。
 その結果、同顕彰会は当面の主要事業に「翁の銅像建立」をあげ、近く開かれる予定の発起人会設立総会で具体的な事項が協議されることになっています。
 なお準備会では、銅像の建立にあたっては、全市民的な事業として、広く市民みなさんの協賛を得て、その基金を募ることをきめました。

ワッ!当たった 市営住宅抽せん

 吉原市広見町(通称吉原団地)に建設中の吉原市営住宅地は、いよいよ3月7日に入居できる見込みとなりました。
 こんど入居できる住宅は第一種住宅(6畳、4・5畳、3畳)が5戸、第二種住宅(6畳、4・5畳)が26戸で、第一種には25.5倍の128人が、第二種には2.6倍の68人が申し込みをしました。
 この抽せんが2月19日市民会館で行われ、次のように入居者が決まりました。
◎第一種当選者
諏訪幹雄、加藤忠雄、馬淵義郎、神田甚一、川口英蔵
◎第二種当選者
望月治良、玉木敏彦、山田昭、大内昭吉、一杉寿男、一の宮秀雄、石川孫右衛門、斉藤武、渡辺登秋山芳男、菅野二郎、望月好、豊田拓摩、田口一喜、野口年宏、鈴木誠、小林定義、松川久、秋山隼、白石勝之、楠元一郎、望月信男、鈴木高、伊藤誠、小長井正之

‐ 写真あり ‐
(写真説明)・・・31戸に一喜一憂する抽せん者

課税台帳縦覧

 固定資産税課税台帳の縦覧がつぎのとうりおこなわれます。
とき 3月1日〜20日まで
ところ 市役所課税課
時間 午前8時45分〜午後4時30分まで(土、日曜日も平日どおり)

恩給、援護は福祉事務所へ

 じゅうらい保険課で取扱っていた恩給や援護などについての事務は、4月1日から福祉事務所で取扱うことになりました。
 取り扱い事務は次の通りです。
○旧軍人、軍属の恩給法や援護法に関すること
○旧軍人、軍属の叙位、叙勲に関すること。
○戦没者などの妻に対する特別給付金に関すること
○児童扶養手当法、重度精神薄弱児扶養手当法に関すること。

家庭メモ

‐ イラストあり ‐

(衣)
 あたたかな日ざしが、急にたんぜんやはんてんのよごれを目立たせます。といってまだまだ寒い日もあることなので、これらの冬着に簡易クリーニングをほどこしておきましょう、えりや袖口の油性のよごれはベンジンでふきとりたもとやひざのあたりのよごれは、中性洗剤液をタオルなどにひたしてつまむようにおとします。そのあと、きれいな水で、ぼかすようにふきとり、日と風にあてるとさっぱりします。不用になったふとん類があったら、ほぐしてワタはよく日に干し、ふとんがわは、洗い張りにして整理しておきます。

(食)
 値のはったうどもこのごろになるとたくさん出回り値段も安くなります。とかく野菜不足の折から、この香りの高いうどは春への道案内のような感じで、食卓をにぎやかにすることでしょう。
 魚では「春告げ魚」のにしんが、ぼつぼつ出てきます。戦前ほどはとれなくなりましたが、わたくしたちに親しむ深いそして栄養価の高い魚です。つけ焼きにしたり油でいためてショウユと砂糖でカバ焼ふうにするとおいしいものです。

(住)
 一冬こすと家もいたみますし、春を迎えると、増築したり、改築したり、模様がえしたくなるものです。もちろん、増改築するばあいは十分に計画をねって、始められることでしょうが、次のポイントを一応の心得として考えておきたいものです。
(1)将来の家族構成を考えて、新しい時代に沿うような計画を立てることです
(2)途中で、計画変更のないように十分検討してから着手すること
(3)予算をかなり多めに準備すること。こうした増改築工事は、どうしても予算どおりにいかないばいが出てくるものです
(4)工事の範囲をしっかりきめて、大工さんに責任をもってやってもらうこと

市民の動き(1月31日現・ン)

男 4万4,619
女 4万3,723
計 8万8,342
世帯数 1万9,494

青少年育成標語 青少年は国の花、みんなきれいに咲かせましょう