広報よしわら 昭和41年12月に富士市と鷹岡町と合併した吉原市広報紙の全記録

昭和39年 10月15日発行 内容

赤い羽根共同募金 愛の心でご協力を
今年の目標は312万円

 世の中の不幸をなくし、みんながしあわせであるように…ということは、だれしもの願いであり、このような国民の善意をこめておこなわれる赤い羽根共同募金運動が今年も10月1日から全国いっせいに展開されています。
 赤い羽根をシンボルとするこの運動も今年で18回目をかぞえ、毎年立派な成績をおさめ、社会福祉の発展に大きな役割をはたしています。
 吉原市でも共同募金委員会が中心となり、民生委員婦人会、ボーイスカウト、社会福祉関係団体の協力を得て、からだの不自由な人、恵まれない子どもや老人、生活がとくに苦しい人たちが少しでも幸せに暮らしてゆくことができ、より明るい社会を作るために目標額312万円をめざして積極的な募金運動が行われます。
 昨年度の共同募金は、約432万円が市内の各種福祉更生施設や子供の遊び場に配分金として使われました。
 なお、募金の方法はつぎのように行います。
◎街頭募金(20万円)
 婦人会、ボーイスカウト学生、社会福祉団体の奉仕でおこなわれます。
◎町内募金(97万円)
 嘱託員、町内会長さんにお願いして町内単位におこないます。
◎篤志募金(83万円)
 民生委員が主体になって町内の嘱託員の協力を得て有志、法人(小口)を対象におこないます。
◎法人募金(112万円)
 共同募金委員会の委員が中心となっておこないます。
 中心となっておこないます。
 この募金運動は、国民全体の助けあい運動であることを充分に理解して今年も助けあいの実を立派に結ばせるようみなさんのご協力をお願いします。

‐ 写真あり ‐
( 写真説明)・・・街頭募金に協力する婦人会員

補充選挙人の申請はいつでも 公職選挙法がかわる

 公職選挙法の一部が10月1日から改正され、補充選挙人名簿の申請方法がかわりました。
 いままでは、選挙がおこなわれるたびに選挙管理委員会が一定の期間を定めてその期間だけ申請を受け付けて補充選挙人名簿をつくっていました。
 今度の改正では、新有権者や住所移転者は、選挙のあるなしにかかわらず、いつでも申請できるようになりました。
 申請できるひとは、日本の国籍があり、申請日までに満20才になったひと、または他の市町村から市内に移転してきたひとで、該当するひとは本人が自分で印鑑を持って選挙管理委員会へ申出てください。他の市町村から移転してきたひとは、住民登録をするときに同時に市民課で手続きをすませるようにしてください。
 なお登録の申し出をしたひとで、転入後の居住期間が3ヵ月を経過すれば補充検挙人名簿をつくるばあい登載されますが、3ヵ月未満のばあいは次に引き継がれることになります。
 このほか選挙法の一部改正によってかわったところは
一、立候補届出制度に関すること(立候補届出期間は公示または告示の日から4日間になった)
一、選挙運動に関すること(選挙の種類によっては時間を定めて連呼が認められた。ポスターはポスター掲示板以外は掲示できなくなった。テレビによる経歴放送ができるようになったことなど)
一、政治団体の選挙運動に関すること(選挙期間内における政治団体の政治活動が規制された)
一、罰則に関すること(適用範囲が広くなった)
などです。今後おこなわれる選挙に立候補する方や選挙運動にたずさわる方で、くわしい内容を知りたい方は、市民課選挙管理委員会へお問い合わせください。

日の丸あげよう 祝祭日にはそろって

 東京オリンピックを機会に国旗、国歌をとおして民族精神を高め国を愛し郷土を愛する心をやしなおうと各地で日の丸掲揚運動が活発になり、日の丸会が誕生しています。
 吉原市でも吉原ロータリークラブ、吉原ライオンズクラブ両会長が発起人となりさる6月、吉原日の丸会が結成されました。
 会長には斉藤市長が推せんされ、吉原婦人会などの各種団体や会社工場を通じて、日の丸の正しい扱い方を知り、祝祭日には市内の全家庭が日の丸をあげるよう呼びかけています。
 日の丸は左右、上下の区別もなく表裏も同じですから見た目には変わりありませんが、正しい国旗のあげ方は、表を出してひらき、ひものついている方が左側にくるようにして、手(またはポール)、玉、旗の3つがそろっていなければなりません。国旗の立て方は門外から向かって左側に直立するのが正しいとされています。また今日は祝日だが雨だからといってあげない家庭や、雨がふってくるとしまってしまうひとがとかくいますが、これは間違いです。あげる時刻は、日の丸から日没までで夜はあげないのが通例です。
 私達日本人は、日本の象徴である日の丸を敬愛するとともに正しく理解し、祝日には一家そろって日の丸をあげましょう。

ハートビルをより高く 知恵遅れの子らに光を

 児童福祉法の第一条に「すべての国民は児童が心身ともに健やかに生まれ、育成されるよう努めなければならない…」とあります。
 しかし現実の社会福祉施設の状況を見てみますと、知恵おくれの精薄者は全国で約300万人(大人200万人、児童100万人)県下でも8万人(大人5万人、児童3万人)もあるのに、全国で入所できるたったの1万人、県下でも四カ所の施設で約250人しか入所できない状態です。
 そこで、吉原市でも昨年3月に知恵遅れのこどもに施設をと、吉原ハートビル(まごころ運動)がつくられ、美しい富士山麓に施設を建設しようと目標額2,000万円をたて、募金運動をおこなってきましたが、8月末までに集まった募金額は270万円と目標額にはほど遠く、ハートビル会員は各種団体、篤志家に呼びかけを行っています。
 原田地区の手をつなぐ親の会の呼びかけで始まったこの運動を市民の善意でおしすすめ、児童福祉法第一条件の精神をかざり物にしないためにも、施設資金の募金にみなさんの理解あるご協力をお願いします。

図書館の閲覧時間がかわる

 10月1日から図書館の開館は午前9時、閉館は午後5時になりました。閲覧者はお間違いのないようにご利用ください。また、図書館では2ヶ月間の団体貸出を行っています。会社、婦人会、老人クラブなど団体で貸出を希望する方はお申し出ください。

おしらせ

◆結核の検診日
・10月16日=水の上(水の上公民館、午前10時〜正午)一の宮、立小路(立小路公民館、午後1時〜3時)
・10月17日=富士見町(今泉小学校、午前10時〜正午)
・10月19日=依田橋(石井周作方、午前10時〜正午)新橋(新橋公会堂、午後1時〜3時)御殿、吹上、寺市場(吹上公民館、午前10時〜午後3時)
・10月20日=上和田1、2(岡田広高方、午前10時〜正午)上和田2、緑ヶ丘(沢木茂方、午後1時〜3時)駿河台(市営住宅内、午前10時〜正午)三ツ沢町(窪田恵子方、午後1時〜3時)
・10月21日=鍛冶町1、2、3(渡辺松男方、午前10時〜午後3時)
・10月22日=広見町4、5(市営住宅内、午前10時〜正午)石坂(石坂作業所、午後1時〜3時)
・10月23日=田宿、市場、栄町(井上撚紐方、午前10時〜午後3時)
・10月24日=和田町1、2(和田町公民館、午前10時〜正午)

◆海外実習生募集
海外移住協会では農村青壮年の海外実習生を募集しています。
・派遣先は−アメリカ、カナダ、ブラジル、デンマーク、西ドイツ、スイス
・資格は−農業従事者または農業技術者で、高等学校か旧制中学校卒業程度以上の学力があり、年令は農業従事者は22才から30才まで。技術者は25才から35才までの人。
・経費−往復路および付随的経費は国、県が負担するが、滞在中の生活費は実習の賃金でまかなう。
・希望者は市農政課へ。

◆老人の健康診断
おとしよりの健康保持のため無料で健康診断を行いますから次に該当する方は受診されるようおすすめします。
◇該当者・明治22年1月1日から明治32年4月1日までに出生した方。
◇期間・10月12日から10月17日まで。
◇受付時間・午前9時から午後3時まで。
◇実施場所
鈴川町、渡辺医院、砂山内科医院・柏原1、高木医院・浮島3、平田医院・神谷1、遠藤医院・中里八幡町、須津内科医院・富士岡3、秋山医院・東比奈1、加藤医院・中比奈3、清水医院・西比奈1、望月産婦人科内科医院・宇東川本町、渡辺医院・宇東川3、市川医院・南滝川町、富子医院・田宿町、飯泉医院・仲町1、渡辺医院・仲町2、山本医院・泉町、堀野医院・和田2、米山医院、紺野医院・依田原1、北条医院・本町1、快明診療所・本町2、西嶋医院・南町、吉原病院・昭和通り、土屋医院、川村医院・日吉町1、芦川病院、米山病院・日吉町2、渡 ◆横浜、大阪など 交換手つなぐ即時通話
‐ イラストあり ‐
( イラスト説明)・・・でんぽうでんわ
10月25日からつぎの都市が”交換手のつなぐ即時通話”になります。
◎都市名
 青森、秋田、仙台、横浜、大阪、京都、神戸、奈良、和歌山など約200都市
◎かけかた
 103(局番なしの3数字)をまわし、交換手がでましたらご自分の電話番号と相手をつげ、そのままお待ちください…すぐにつながります

◆霊柩車の運休お知らせ
 市霊柩車は車検のために11月8日から11月12日まで運休いたします。
 運休中に富士市の霊柩車を使用される方は市民課でお取次ぎいたします。

◆“オリンピックです”町をきれいにしましょう
‐ イラストあり ‐
( イラスト説明)・・・見せたい山に見せたくない山
( イラスト説明)・・・どっとくる外国のお客さん

◆幸せは、暮らしのちえから貯蓄から…
10月17日は「貯蓄の日」です

◆今月の納税
 県、市民税 3期分
 保険税 7期分
 早めに納めましょう

編集だより

本号は“38年度の決算報告”を特集したので、タブロイド4頁で発行しました。
そのため今月に限り定例の5日号、20日号は勝手ですが休刊させていただきます。

‐ 写真あり ‐
( 写真説明)・・・線路への立ち入りは禁止です

新幹線の列車は、いままでとは比べものにならないほどのスピードで走り、架線にも25,000ボルトの高い電圧が流れ危険ですから、線路への立入は絶対しないようにお願いします