広報よしわら 昭和41年11月に富士市と鷹岡町と合併した吉原市広報紙の全記録

昭和37年 9月1日発行 内容

市長さんの一日連隊長〜遊撃戦闘も指揮〜

 吉原市長は去る8月24日御殿場市板妻の自衛隊普通科34連隊(山田連隊長)から「1日司令」の招きを受け、見事な一等陸佐ぶりを見せました。
 これには青木総務、西条文書、渡辺市民の各課長も3等陸佐として同行し、その名幕僚ぶりに1,000余名の隊員の注目を浴びました。
 午前5時30分吉原を出発した一行は、御殿場市役所原里支所で橋都三慰らの出迎えを受け午前7時40分、深い霧のたちこめる駐屯地に到着、司令室に入った一行は、さっそく山田連隊長から名誉司令、名誉幕僚の辞令を受けました。引き続き本部前広場での朝礼に出席、1,000余名の隊員を前に金子連隊長は気はくのこもった訓示を行いました。
 司令室にもどった連隊長は各隊からの情報、作戦、兵站などの申告決裁などを手ぎわよく行い、9時から2時間にわたって営内を巡視しました。午後は水防訓練を視察、さらに本部から5キロ離れた愛鷹山麓の高原で行われた壮烈な遊撃戦闘を指揮するなど元気いっぱいでした。かくて4時半近くまで、息つくひまのない多忙な1日連隊長をつとめ、警衛兵の見送る営門に別れをつげました。

‐ 写真あり ‐
(写真説明)・・・山田一等陸佐から兵器の説明をきく(左から)青木幕僚、金子司令、西条、渡辺の各幕僚。

有効期限は9月末 保険証の出張検認

 保険課では毎年行っております「国民健康保険証」の出張検認をつぎの日程で実施しますから保険証を町内ごとにとりまとめ必ずご提出ください。
 現在ご利用いただいている保険証の有効期限は9月末日ですから検認を受けないと使用できなくなりますので、とくにご注意ください。
 なお検認期間中保険証が必要になった方は、市保健課または各支所へ申し出てくだされば、“仮保険証”を発行します。

◇9月26日(午前9時‐午後4時)
 元吉原地区(支所)
 須津地区(支所)
 吉永地区(支所)
 原田地区(支所)
 大淵地区(支所)
 浮島地区(1丁目嘱託員宅)
◇9月27日(午前9時‐午後4時)
 間門町(嘱託員宅)
 鵜無ケ淵町(嘱託員)
 石井町(嘱託員)
 桑崎町(嘱託員)
 内山町(嘱託員)
◇9月28日(午前8時15分‐午後4時45分)
 本庁管内=吉原・伝法・今泉=(市役所保険課)
○被保険者証は前日に嘱託員宅へお届けください。
○検認済の被保険者証は嘱託員をとおして配付します。

◎お願い
嘱託員のみなさまにはお手数でも保険証のとりまとめをよろしくお願いします。
※おわかりにくいこと、くわしいお問合せは市保険課または各支所へ。

いつまでもお元気で 今年も地区毎に敬老会

9月15日は老人の日

 吉原市では9月5日の「としよりの日」を記念して、市及び社会福祉協議会が婦人会、青少年団体と小中学校の協力を得て敬老慰安の行事を行うことになりました。
 今年の対象者(70才以上)は市内立小路、小林つるさん(96才)を最高令者に2,451人(男子981人、女子1,470)です。
 敬老会の当日は、市及び社会福祉協議会から記念品の「タオル」が贈られます。その他各地区の婦人会に経費を委託し、演芸、その他慰安の行事が盛大に行われます。
 なお本年も全日本肖像美術協会(代表=馬堀喜孝氏)の好意により93才以上(昨年受けた方は除く)の方々に肖像画が贈呈されることになっております。

‐ 写真あり ‐
( 写真説明 )・・・いまも元気に草花の手入れをする96才の小林つるさん

◇この日を機会に老人クラブを
 昨年の「としよりの日」に各地区の敬老会場において「老人クラブ」の結成を呼びかけてから2年目を迎えました。
 各地区の役員、民生委員、婦人会役員などの協力を得て次のクラブが結成されています。

◎吉原地区
豊寿会 南町(19人)
白寿会 依田原町1、2、3、東本通1、2、3(120人)

◎伝法地区
高砂会 田端町、上田端町、中桁町(97人)

◎須津地区
鶴亀クラブ 中里町1(56人)
翁会 江尾町1、2(88人)

◎吉永地区
寿クラブ 中比奈町1、2、西比奈町1、2、3(95人)

 「老人クラブ」は全国で約1万2,000を数え、また会員も80万人に達しています。クラブ運営は自分選が工夫して、時代に遅れないよう勉強したり、趣味も生かし、いきがいのある生活をすると共に移り変わりの激しい社会の中で人間関係の調和をはかっていこうとするものです。特に家庭の円満のためにも喜ばれております。
 9月15日には各地区で敬老の催しが行われますが、この機会に老人クラブを結成されるようお奨めします。(クラブ結成のご相談は社会課にお問合わせ下さい。)

赤ちゃんの検診 優良児を選び表彰を

 育児に対する認識を深め、乳幼児の体位向上をはかるために、次の日程で乳幼児の検診を実施いたします。該当者は母子手帳を持参して下さい。なお検診の結果、優良乳幼児に対しては吉原市から表彰されます。

◇検診をする乳幼児
昭和36年4月1日から昭和37年3月31日までに生まれたもの
◇時間
どの会場も午後1時30分から3時30分まで
9月10日=須津地区会場(中里公会堂)
9月11日=吉永地区会場(中比奈公会堂)
9月12日=元吉原地区会場(元吉原小学校)
9月13日=大淵地区会場(大淵研修所)
9月14日=今泉地区会場(今泉小学校)
9月15日=浮島地区会場(東小学校)
9月17日=吉原地区会場(体育館)
9月18日=原田地区会場(原田支所)
9月19日=吉永、今泉北部地区会場(神戸小学校)
9月20日=伝法地区会場(伝法小学校)

汗だくだった水防演習

 出水期を迎え吉原市水防組合では第14回水防演習を去る8月7日潤井川で行いました。
 これは団体的規律の訓練と作業能力の向上に重点をおいて水防組の意気を高揚し、水防技術の練磨と作業能率の向上を以って水防体制の整備強化をはかると共に一般市民の水防に対する協力と理解を求めるために行われたものです。
 この日は副水防長(仁藤助役)を始め関係者多数が参加、水防長から“潤井川山橋付近岸堤防は濫水、漏水並びに欠所を生じ危険状態であるから水防組員は直ちに水防作業に着手されたい”の指令のもとに約1時間にわたって水防演習が行われました。この間約1時間、なお感謝状贈呈には永年第二部長の務を退役した渡辺清十郎さん(中村町)に水防長(金子市長)から記念品が贈られました。

‐ 写真あり ‐
( 写真説明)・・・積土俵作業に一生懸命な組合員

ジフテリア・百日咳 乳幼児に予防接種

 9月10日から乳幼児に対するジフテリアと百日ぜきの混合予防接種が3週間おきに3回行われます。これは地域別に実施しますから該当者は必ずもよりの会場で接種されますようお願いします。

◇該当者
初回者(3回接種)=昭和36年12月1日‐昭和37年5月31日までに生まれたもの
追加者(1回接種)=昭和35年12月1日から昭和36年5月31日までに生まれたもの。
希望者(1回接種)=昭和35年11月30日生まれから5、6才までのもの。
◇料金=1回接種ごとに30円
◇時間=どの会場も午後2時から3時まで
◇日程(カッコ内は2、3回目の接種日)
9月10日(10月1日・22日)=東小学校・橘幼稚園
9月11日(10月2日・23日)=吉永支所・原田支所
9月12日(10月3日・24日)=本吉原幼稚園・元吉原中学校
9月13日(10月4日・25日)=大淵第一小・神戸小学校
9月14日(10月5日・26日)=今泉小学校、体育館
9月15日(10月6日・27日)=曙幼稚園。伝染病舎

軟弱地に多い“紋枯病”

 最近目立って稲の病虫害がふえています。下葉から枯れ始め穂も侵され倒伏の原因となる絞枯病これは田の全面積に広がり、特に東部の軟弱地に多く発生します。
ニ化メイ虫(俗にいわれるズイ虫)は茎の中に入りこんで稲を食いあらすたちの悪い害虫ですが絞枯病にくらべ防除法はやりやすく(これら病虫害防除薬剤及び防除法は先に各農家へ配布した「主要病虫害防除一覧表」を参照して下さい)また稲の出来からしても絞枯病にかかったものは全部が枯れてしまうことなくそのままのこりますが、ニ化メイ虫にかかったときには全部が枯れてしまい、周りの稲はよくみのります。
 稲作で最も大切なことは水のかけひきです。幼穂形成期から、出穂期前後には特に注意して水をかけて下さい。

第三次農業資金を貸付

 昭和37年度第三次農業経営近代化資金申込について
申込受付期限
37年9月25日まで
申込先
地元農業協同組合
貸付限度
農業者一人当たり100万円以内
事業内容
(農業経営近代化施設資金全般)
年利 6分5厘
償還 2年据置、5年償還
 なおくわしくはすでに各農家へ配布した農業経営近代化資金貸付条件一覧表を参照して下さい。

犬の放し飼はやめましょう

‐ イラストあり ‐

 見知らぬ人にかみつく、夜間こわくて通れない。畑をあらされる道路、庭を排せつ物でよごされるなど飼い主にとってかわいい犬も他人にとっては、あんがい迷惑をかけているものです。
 最近は狂犬病の心配はなくなりましたが、皆んなの迷惑を考えてつないでおくようにしましょう。

改められる国民年金制度

 国民年金制度も内容の改善によって充実されてきました。当市の加入率も98%という好成績で5月に給付が始められてからすでに年金を受給されている方もあります。
 保険料を未納されますと、社会保障も受け難くなりますのでふだんから老後や不慮の災難に備えて保険料の納入に心がけて下さい。
従来は保険料や手帳の検認につきましては町内に出張又は市役所、支所の窓口で扱いましたが、10月から国民年金手帳は市役所(保険課)で保管証を交付してお預かりします(転出の際には保管証引換に返還)保険料は3ヶ月分をまとめた納付書を年4回発行し、各町の国民年金保険料取扱代表者に取りまとめて頂き市金庫に納入のうえ手帳に検認することになります。また保険料は各月毎の扱いもでき、手帳の閲覧は申し出によっていつでもできます。このために国民年金手帳を下の日程により収集しますと同時に7、8、9月分保険料検認も行いますので町内の ‐ 図表あり ‐
( 図表説明 )・・・改められる国民年金制度