広報よしわら 昭和41年11月に富士市と鷹岡町と合併した吉原市広報紙の全記録

昭和36年 12月1日発行 内容

健康な生活はまづ清掃から

歳末清掃旬間 10日から始まる
年に一度は大掃除を

 健康な生活をするためには、環境の清潔を保つことが大切です。
 吉原市では、12月10日から25日までを歳末清掃旬間として実施することになりました。
 各ご家庭には、この期間中に使用していただくために、粉末殺虫剤を、各町内の嘱託員を通じて配布いたしました。
 大掃除をする場合には、次のことに注意して、少なくとも年に一度は家の内外を大掃除いたしましよう。

◇効果的な大掃除のやり方
(1)家族全員で大掃除ができる日を選ぶこと。
(2)町内一斉に、又隣り近所で相談して同じ日に実施する。
(3)戸棚、タンス、タタミなどのほか、日頃使わないものも、必ず日光消毒をすること。
(4)タタミはよくたたいて裏側をよく日光にあてるようにすること。
(5)天井裏、敷居と床の間、縁の下などは念入りに掃除し、縁の下には石灰をまいておくとよい。
(6)柱、板壁、板の間などは、クレゾール石けん液(3%)か、洗濯ソーダでふくときれいになります。
(7)天井裏、押入、床下などのネズミの穴は完全にふさぐこと。
(8)床には新聞紙を敷き、殺虫粉剤をまいてタタミを敷く、タタミは50‐100倍にうすめたクレゾール石けん液でふく。
(9)大掃除のゴミの中には、ノミやダニの卵がいますから、各ご家庭でなるべく焼きすてましょう。又、大量のゴミの処理に困る場合は、衛生課、又は焼却場(電話1153番)へ連絡して下さい。

‐ イラストあり ‐

◇殺虫剤の使い方
 各ご家庭に配布した薬剤は、DDTが10%、BHCが1%の混合粉剤で、ノミ、シラミ、家ダニ、ナンキン虫などの駆除に用いますが、特にタタミの下に多くまいて下さい。一袋が20‐25畳の使用量です。薬剤が余ったときには、便所、ゴミ箱へもまいて下さい。なお使用する場合には、袋に書いてある注意事項をよく読んで間違いのないように取扱って下さい。

◎年末年始のゴミ収集についてお願い
 年末年始にかけては「ゴミ」が急に増加してきますので、衛生課では、本年も12月31日まで、全能力をあげてこの収集に当たることにしています。
 各ご家庭でも年内中にゴミを整理するようにして下さい。
 なお、元日から4日までは、ゴミの収集を休ませていただきます。その間のゴミはできるだけご家庭で処理するか、又は一定の場所にまとめておいて下さい。

‐ イラストあり ‐

ネズミ退治 5日全市一斎に

 私たちの日常生活にきわめて身近であり、莫大な被害を受けていても、一向に見むきされないのが「ネズミ」の害です。
 農林省の発表によりますと、毎年「ネズミ」による被害は、3萬町歩、金額にして3億円の森林が荒され、穀類に至っては、680萬石の被害を受けています。この被害は、日本が外貨を払って輸入する一年分の食糧に相当するといいますから大変なおどろきです。「ネズミ」は“米ドロボーばかりでなく、伝染病の媒介や食中毒の原因などと「ネズミ」に関しては本当に悪いことばかりです。とにかく、このような悪いものは一日も早く退治すべきです。
 さて、退治方法もいろいろとありましようが、まず優秀な殺鼠剤で、各ご家庭が一せいに配薬して退治することが一番です。
 衛生課では、12月5日を全市一せいの「ネズミ」駆除日として実施することになりました。
 殺鼠剤“ラツトキラー”は、嘱託員の方を通じて、皆さんのお手元に配・zいたしましたので、取扱いの場合は、注意事項をよく読んでから取扱うように注意して下さい。

‐ イラストあり ‐

掛け捨てがなくなる

改善された国民年金
準母子年金死亡一時金 制度もできる

 国民年金制度は、今年の4月1日から実施されていますが、今まで解決を残され、成立をまたれていました国民年金法の一部を改正する法律案が、第39回臨時国会で可決され、加入者の皆さんから要望されていました事項が次のように大幅に改善されました。
 今度改正された主なものは、新しく準母子年金、死亡一時金制度が制定されたほか、障害年金、母子年金、準母子年金、遺児年金の受給資格期間の3年が1年に、又遺児年金支給額の引上げ、未受給年金の支給開始、退職した場合の各年金との期間が通算されることなどとなっています。
(1)5年早く老令年金がもれえる
今まで老令年金は、65才から支給されることになっていましたが、早くから受けたいと希望される人には、定められた保険料を納めていれば、60才以後その人が希望するときから減額した年金が受けられるようになりました。
(2)準母子年金、死亡一時金制度ができる 
(イ)夫の亡くなられた祖母や姉が孫に弟妹を養っている準母子世帯には年金が支給されていませんでしたが、改正によって、これらの世帯にも母子年金と同じように、準母子年金、又は準母子福祉年金が支給されるようになりました。この場合、該当者には複雑なケースが多くでるのではないかと予想されますので、直接保険課へお出かけになってご相談下さい。
(ロ)死亡一時金制度は、今までは途中で死亡した場合は保険料が掛け捨てになりましたが、改正によって保険料を3年以上掛けた人には、死亡一時金(保険料の納付済期に応じて、5,000円から5萬2,000円までの間)をその遺族に支給することになり、保険料の掛け捨てがなくなりました。
(3)障害、母子、準母子、遺児の各年金の受給資格期間が短縮
各年金の受給資格期間である3年が1年に短縮されました。この年金は、事故が発生した場合、その基準の月となる前の月までの一年が、保険料納付済期間で満たされているときに、これらの年金を支給することになりました。
(4)遺児年金の額が引上げ
遺児年金の額7,200円が一萬2,000円に増額されました。
(5)未支給年金の支給開始
未支給年金の支給範囲が拡大され、受給者が死亡した場合、未支給分の年金が、その遺族に支給されるようになりました。
(6)通算年金制度ができる
新しく通算年金制度ができて一つの年金制度からほかの年金制度に移っても、全ての期間が通算されて年金が支給されることになりました。例えば、厚生年金保険、恩給公務員の共済組合などの受給期間を満たさないで退職した場合には残りの期間を国民年金の加入によってその期間が通算されるようになったわけです。
(7)保険料全納制度の改正
保険料の前納は、開始以来、予想以上に利用されていますが、現金による納付は手続上不便であったのが簡素化され、印紙でも割引して前納することができるようになりました。
(8)福祉年金の支給が緩和
福祉年金の本人所得による支給制限が緩和され、本人所得制限額13萬円に加算されていました子供などの加算額1萬5,000円が3萬円に引上げられました。なお、加算対象が孫、弟妹にもおよぶことになりました。
このように改正された国民年金法は、今年の4月1日にさかのぼって適用されます。
 国民年金についての相談は、いつでも保険課で応じておりますから、お気軽にお出かけ下さい。

結核健康診断 今度は今泉地区を巡回

家族そろって受けましょう

 結核は見かけだけではわかりません!
 最近、全国的に行った調査の結果わかったことですが、結核患者のうち、八割の人は自分が結核であることを知らずにいたということです。
 自分だけは大丈夫!と思うことは大変なまちがいです。1年に1度は家族が全部そろって必ず健康診断を受けましょう。
 該当者には、衛生課からすでに個人宛に通知書をさしあげてありますから該当する日にはお忘れなく健康診断を受けて下さい。
 又、浮島、須津、吉永地区で、前回の実施で受けなかった方を対象に、須津、吉永支所で、12日と13日の両日実施いたしますから受けて下さい。
 料金は無料です。
◇日程(カッコ内はツベルクリン判定とBCG接種日)
▽1日(3日)‐吹上公民館(10時-3時)
▽2日(4日)‐立小路公民館(10時-12時)、水の上公民館(1時-3時)
▽4日(6日)‐市場井上燃紐工場(10時-3時)
▽5日(7日)‐今泉小学校前(10時-12時)、仲町塚田さん方(1時-3時)
▽6日(8日)‐鍛治町2丁目文化学院前(10時-3時)
▽7日(9日)‐上和田町岡田広高さん方・i10時-12時)、緑ヶ丘沢木さん方前(1時-3時)
▽8日(10日)‐依田橋石井周作さん方前(10時-12時)新橋日産裏門前(1時-3時)
▽9日(11日)‐原田地区の未受信者‐吉原保健所(10時-3時)
▽11日(13日)浮島、須津地区の未受信者‐須津支所(10時-3時)
▽12日(14日)‐吉永地区の未受信者‐吉永支所(10時-3時)

‐ イラストあり ‐

議会のうごき

◆国鉄新幹線計画予定線対策委員会
 11月14日にひらき、経過報告を行い、引きつづいて種々の協議をしました。
◆議会運営委員会
 11月16日にひらきました。
◆11月臨時会
 11月8日ひらき、昭和36年度吉原市公営住宅建築事業の請負契約について議決いたしました。

放送電話施設完成

開通式は20日に行う

 今泉農業協同組合では、新館建設と相まって、国の施策の新農村総合建設事業である有線放送電信電話施設の許可を受け、去る8月から施設費1,300余萬円をもってこの工事をしておりましたが、このほどこれが完成し、12月20日に開通式を挙行するはこびとなりました。
 この農事放送電話の完成によって、農家の生活文化の向上をはかる上に、又、今後の近代化農業経営の振興に大いに役立つものと関係者をよろこばせています。
 加入戸数は全部で640戸、特殊秘話装置付電話という大変便利なものです。

‐ 写真あり ‐
( 写真説明 )・・・完成した電話交換室

職業訓練生を募集

申し込みは職業安定所へ
 
 沼津総合職業訓練所と富士職業訓練所では、次のように職業訓練生を募集しています
 ご希望の方は、吉原職業安定所へお申し込み下さい。
 なお、身体障害の方で、入所を希望される方は、市福祉事務所へご相談下さい。
◇訓練職種=製材機械工、鋳物工機械工、仕上工、自動車整備工溶接工、塗装工、ブロック建築工、建築大工、配管工、電工、金属プレス工、電気機器修理工、木工、機械製図工、漆器工、無線通信員、洋服工、洋裁工、事務員
◇訓練期間=職種によって訓練期間が異なりますが、期間は6ヶ月から3年間になっています。
訓練時間は職種によって昼夜の別もあります。
◇入所の時期=昭和37年4月上旬
◇入所の資格=新制中学校卒業程度の学力を有する方で、年令、男女の制限はありません。
◇申込先=吉原職業安定所
◇締切期日=昭和37年1月20日

停電日

東京電力では、変電所、ならびに配電線改修工事を行いますので次の日が停電いたします。
◇1日=鈴川町1丁目の一部(山口硝子店付近から増田衣料鈴川工場まで)、穴原町、中野町の一部(午前8時から午後2時まで)
◇15日=第一中学校西側、瓜島から旧国道富安橋まで(午前8時から10時まで) 

暮しの豆知識

●電気器具(暖房器具)は便利で安全なコンセントから使用いたしましょう。
●安全器に針金などを入れるのはキケンですから、正しいヒューズを使いましょう。

市民の声

 「問」私は静岡市に本籍をもっている女性と結婚しましたが、今度籍を入れたいのですがどのような手続きをしたらよいでしょうか。上仲町 一青年
 「答」あなたが当市に本籍がある(ないときはあなたの戸籍抄本)場合は、お嫁さんの戸籍抄本と転出証明書各一通を市民課へご持参下されば入籍届書などのお世話をいたします。(市民課)
 「問」市役所では、無線放送は市内どこでも聞こえると思っておりますでしょうか。天気の具合か風の具合か、原田駅のところでは原田支所からの放送がよく聞きとれません。原田駅付近にも放送装置を設けて下さい。
 「答」この装置は、現在23の市内主要個所に設置してありますが、全市域にわたって市民の皆さんがご満足いただける状態には未だ充分とは考えておりませんので、今後予算面をにらみ合わせて増設してゆくつもりです。
  なお、このような問題のあるところは広報車を派遣して広報の周知徹底に萬全を期したいと思います。(文書課)

陸上、海上、航空 自衛官募集

 防衛庁では、第四次の自衛官を次のように募集しています。
◇応募資格 心身共に強健で昭和37年1月1日現在で、年令が18才以上25才までの男子であればどなたでも結構です。学歴は問いません。
◇受付期間 昭和37年1月25日まで
◇試験 11月10日から昭和37年1月31日まで行われていますが、受験日は本人あてに通知します。
◇志願手続 市民課又は各支所へご相談下さい。

おしらせ

公営企業法の適用を受ける“水道料”は必ず納期限迄に

今月の納税は国民健康保険税=第9期分 固定資産税〜第4期分 納期限・12月25日迄

国民年金の・ロ険料は納められましたか?年金印紙は保険課又は支所で取り扱っています。

“私達の街”を“私達の熱と努力”で明るい住みよい街にいたしましょう。川やミゾには絶対にゴミを捨てないで下さい。